脂肪肝

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脂肪肝は、肝臓の細胞の中に脂肪がたまり、肝機能が障害される病気のことです。肝臓に脂がたまる、いわゆる『フォアグラ』の状態です。

原因

  • アルコールの摂取量が多い

1日の飲酒量の基準は
男性はビール 500ml以内、日本酒で1合180ml、ワインで200ml、ウイスキーで60ml(ダブル1杯)、缶チューハイで500mlです。

ビールを1日1.5L以上飲む場合は、アルコール性とみなされます。

  • 生活習慣の乱れ、運動不足に伴う内臓脂肪やストレスなど
  • メタボリックシンドロームに伴うもの(糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満)
  • 極端な食事制限などの無理なダイエットを行っている人

 

以上の原因の他に非アルコール性脂肪性肝疾患(NAFLD)や、非アルコール性脂肪肝炎(NASH)が注目されています。

症状

痛みなどの自覚症状は特にありません。ただ、だるさや疲れやすさを感じる方や肩がこったり、頭がボーっとするなどで見つかる方はいます。脂肪肝は心筋梗塞や狭心症などの心疾患、生活習慣病と関連しますので、ただ脂がたまっているだけか、で流すのではなく。しっかりと治療を目指すのが大切になります

診断

脂肪肝の診断では、腹部超音波(エコー)や腹部CTなどの画像検査と、血液検査をあわせて行います。

血液検査ではALT(GPT)とAST(GOT)の値が50~100前後に上昇する場合が多く、γ-GTPなども高くなります。ただし血液検査で異常がみられなくても、腹部エコーなどの画像検査で脂肪肝が認められる場合もあります。

治療方法

まず、標準体重を目指しての減量をします。

軽度の脂肪肝はカロリー制限や、有酸素運動などの適度な運動によって、比較的簡単に軽快します。症状が無いからといって放置することなく、食事など生活習慣の改善に努めましょう。また、肥満や糖尿病に伴う脂肪肝では主に食事と運動療法が基本になりますが、アルコールの過剰摂取による脂肪肝の場合は食事療法と断酒が大切になります。

適切なカロリー摂取量をまずは、理解することから始めましょう。
規則正しい時間に一日3食(朝食・昼食・夜食)しっかりと食事を取ること、早食いを避け、一気に飲み込まずにしっかりと噛んでから飲み込む、間食をしない、などを心がけます。

 

運動療法では肥満・呼吸器・循環器系の疾患の合併症を考慮しながら、歩行などの軽度な有酸素運動から開始していくことが推奨されています。

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